お役立ちコラム

Column
Vol.57

その布団大丈夫ですか?

 

「汗で汚れた布団は自分で手入れをしているから大丈夫」と思っている方は要注意!
布団を干したり消臭除菌スプレーを使っても、汚れ自体が落ちているわけではありません。

 

天日干しではきれいにならない

布団のお手入れと言えばまず天日干しを思い浮かべる方も多いと思いますが、布団に染み込んだ汗や皮脂汚れが天日干しで落ちるわけではありません。

陽に当てることで布団の内側にこもっていた湿気を飛ばすことはできるものの、ダニは60℃以上の高温でなければ死滅させることができないため、アレルギー対策としても不十分。

屋外に干すと逆に花粉やPM2.5などの汚れが付着したり、布団をバンバンと叩いてダニの死骸やフンを細かくまき散らしてしまったりと、天日干しが逆効果になってしまう場合もあります。

 

消臭除菌スプレーでは汚れが落ちない

市販の消臭除菌スプレーを使用しても、汗などの汚れ自体が落ちるわけではなく、使いすぎるとスプレーの成分と汚れが混じってシミができてしまうことも。
また、汚れをそのままにしていると生地が傷んだり、カビが発生する危険性も高まります。

 

生きたダニは掃除機で吸引できない

掃除機による吸引もダニの死骸やフン、ホコリなどには効果がありますが、生きたダニは布団にしがみついているためほとんど取り除くことができません。

 

布団はどうすればきれいになるの?

天日干し・消臭除菌スプレー・掃除機が不十分なら、布団のお手入れはどうしたらいいのでしょうか?

布団の汚れを落とし、ダニも駆除するためには「洗う」ことと「60℃以上の高温で乾燥させる」ことが重要です。

自宅やコインランドリーで洗う方法もありますが、布団が大きすぎて家庭用洗濯機に入らなかったり、水で洗えない素材(羊毛100%など)の布団があったりと、自分で洗って乾燥まで行うのはなかなか大変です。

 

布団クリーニングがおすすめ

今まで布団を洗ったことがない方は、ぜひ一度クリーニングへ出してみてください。

長年使用してクタクタになった布団の汚れや臭いが落ちて清潔になるのはもちろん、肌触りも良くなってフワフワになりますよ!