お役立ちコラム

Column
Vol.11

「服を湿気から守る」

湿気で服にカビが生えることがあります。

カビは繊維の奥へ根をのばしていますから、表面だけ取り除きキレイにしても、また生える可能性があります。カビの種類によっては、クリーニング屋さんでも除去困難なものがありますので、カビが生えないよう、服を湿気から守りましょう。

①収納場所に空気の通り道を確保   

衣類、特に天然素材はある程度の水分を含んでいます。ギュウギュウ詰めにすると型崩れや剥離の原因にもなりますので空間にはゆとりをもって収納しましょう。

②除湿剤・乾燥剤・消臭剤は下に置く   

湿気と臭いは空気より重いので、より多くキャッチできるように、除湿剤等は下に置きましょう。クローゼットの床やタンスの引き出しに新聞紙を敷き詰めるのも除湿・消臭の効果があります。その際は衣類に新聞のインクが付かないよう、白い紙をかぶせるなどしましょう。

③脱いだばかりの服は収納場所に入れない  

あまり汚れていないからと入れると、湿気と臭いが発生する元に。せめて一晩ハンガーにかけてからにしましょう。

④クリーニングした衣類はビニール袋を外して収納  

仕上がってすぐだとプレスした際の蒸気が残っている場合があります。しっかり乾いていても、後から侵入してきた湿気がビニール袋の中に溜まってしまうことがあります。不織布や和紙でできたカバーではないなら、外してから収納してください。