お役立ちコラム

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洗濯用洗剤をうまく使い分けましょう
Vol.52

洗濯用洗剤をうまく使い分けましょう

家庭洗濯で使用する洗剤にはいくつか種類があります。
それぞれの特徴を知ってうまく使い分けましょう。

 

粉末洗剤

洗浄力が高いので皮脂汚れや泥汚れを落とすのに向いている。
値段が比較的安くコスパがいい。

≪注意点≫
水温が低いと洗剤の溶け残りが衣類に付着してしまうため、寒い時期は注意が必要です。
洗剤の量が多いと溶けにくくなるので、一度に洗う量が多くなり過ぎないようにしましょう。

 

液体洗剤

粉末洗剤に比べると洗浄力が控えめで、衣類に与えるダメージを少なくすることができる。
水に溶けやすいのですすぎの回数も少なくて済む。

≪注意点≫
油や泥など汚れがひどいものを洗うときには前洗いが必要な場合があります。
汚れがひどい部分に洗剤を染み込ませてから洗濯機に入れると汚れが落ちやすくなりますが、蛍光剤や漂白剤入り洗剤の場合は白くなりすぎることがあるので注意してください。

 

ジェルボール洗剤

1回分の洗剤が特殊な膜で包まれているので、洗剤を計量する手間と時間が省ける。

≪注意点≫
1回の洗濯で1粒を使用するため洗剤の量が調節できず、少ない量の洗濯物を洗うときには不向きです。

 

おしゃれ着用洗剤

中性洗剤のため衣類に与えるダメージが少なく、デリケートな衣類を洗うのに向いている。

≪注意点≫
おしゃれ着用洗剤は手洗いでの使用のほか、洗濯機では「ソフト/おしゃれ着/ドライ」等の優しい洗い方のコースで使用しますが、

水を使用して洗う家庭用洗濯機の「ドライコース」
水を使用せず特殊な溶剤で洗うクリーニング店の「ドライクリーニング」 別物です。

ドライクリーニングしかできないもの(家庭では洗えないもの)を家庭用洗濯機のドライコースで洗うと、毛羽立ち・型崩れ・縮みなどトラブルが発生します。

洗濯表示を確認し、家庭洗濯ができないものであれば自分で無理に洗おうとせず、クリーニング店へお出しください。