お役立ちコラム

Column
「ワイシャツ・Yシャツ・カッターシャツ」
Vol.34

「ワイシャツ・Yシャツ・カッターシャツ」

スーツに合わせて着る前開きのシャツのことを日本では一般的に「ワイシャツ」と呼びますが、他にも「Yシャツ」「カッターシャツ」という名称もよく目にします。

実はこれらの名称は、基本的には同じものを指していています。

ワイシャツというのは「ホワイトシャツ」が変化した呼び方で、「Yシャツ」と表記されることもありますがこれは当て字です。
「ワイシャツ」は和製英語であるため、海外では「ドレスシャツ(dress shirt)」という名称が一般的です。

一方、カッターシャツという呼び方は、元はスポーツメーカーが作ったスポーツ用シャツの商標名で、「カッター」は「勝った」をもじって名付けられたとのこと。現在はワイシャツと同じものを指す名称となっています。
そのスポーツメーカーが関西にあったため、今でも関西や西日本ではカッターシャツと呼ばれることが多いようです。

また、社会人がスーツとともに着るシャツをワイシャツ、学生が学生服とともに着るシャツをカッターシャツと呼び分けている地域もあります。