お役立ちコラム

Column
Vol.29

「衣類の静電気について」

ドアノブを触ったときや車から降りるときに「バチッ」。

服を脱ぐときの「パチパチ」。

スカートのまとわりつき。

冬になると静電気に悩まされる場面が増えますね。
静電気は温度と湿度が低くなると起こりやすくなるため、寒くて乾燥する秋から冬にかけて注意が必要です。

■素材の帯電しやすさについて

衣類と衣類がこすれあったときに静電気は発生しますが、素材によってプラスの電気を帯びやすいものと、マイナスの電気を帯びやすいものに分かれます。

■静電気が発生しやすいコーディネートの例

「プラスに帯電する素材」「マイナスに帯電する素材」の衣類の組み合わせでは、こすれ合ったときに静電気が発生しやすくなります。

  

■静電気が発生しにくいコーディネートの例

静電気を防ぐには、「プラスとプラス」または「マイナスとマイナス」といった同じ性質の電気を帯電する素材同士を組み合わせれば、静電気が発生しにくくなります。

また、異なる素材の組み合わせでも、もともと帯電しにくい綿素材の衣類ならば静電気の発生を抑えることができるので、冬のコーディネートに取り入れてみてください。

他にも、市販の静電気防止スプレーを利用したり、家庭洗濯できるものは柔軟剤を使用する(衣類の摩擦が少なくなって静電気が起こりにくくなる)のも効果があります。