お役立ちコラム

Column
クリーニングタグは何のため?
Vol.45

クリーニングタグは何のため?

9月29日は数字の語呂合わせでクリーニングの日です。
クリーニングの利用促進を目指し、全国クリーニング生活衛生同業組合連合会が1982年に制定しました。

さて、クリーニングといえば、クリーニングから戻ってきた衣類には「番号のついた細長い紙(タグ)」がホチキスで留められていますよね。
この「クリーニングタグ」は、何のために付けられているかご存じでしょうか?

 

 

■検品時に取り付けている

クリーニング業者では検品の際に、受付時に振り分けられた番号のクリーニングタグをお品物1点1点に取り付けています。
お預かりからご返却までの間、このクリーニングタグの番号によってお品物を管理しています。

■指示タグが取り付けられていることも

クリーニングタグには番号タグのほかに、検品時に確認したシミ・ほつれの情報や、特殊な洗い方の指示が書かれたタグが一緒に留められていることもあります。

■タグには特殊な紙・ペンを使用

クリーニングタグは「耐洗紙(たいせんし)」という特殊な紙でできています。
とても丈夫なため、水やドライクリーニングの溶剤にも溶けることはありません。
また、タグに文字などを記入する場合は、通常のボールペンやマジックでは消えてしまうため、ランドリーペンという特殊なインクのペンを使用しています。

■クリーニングタグはなくてはならないもの

クリーニングタグは、お客様のお品物を正しく管理したり、適切なクリーニング行なうために取り付けられています。
「タグを外すのが面倒!」と思われるかもしれませんが、お預かりしたお品物をクリーニングし、お客様へ返却するためになくてはならないものですので、どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。

※クリーニングタグはお問い合わせの際に必要となりますので、返却されたお品物の仕上がりを確認してから取り外してください。