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ダウンジャケットを着心地よくするには
Vol.48

ダウンジャケットを着心地よくするには

ダウンジャケットには水鳥の綿毛(ダウン)と羽根(フェザー)が使用されており、空気をたくさん含んで冷たい外気を遮断するため、防寒性能に優れています。
ダウンを屋外で着用する機会も多いと思いますが、着用後に放置するとせっかくの保温性が低下してしまうので、定期的にお手入れしましょう。

■濡れて湿ったままにしない

雨や雪に濡れて湿気を含んだダウンをそのままにしておくと、保温性が低下してしまうだけでなく、雑菌が繁殖し嫌なニオイやカビの原因になってしまいます。
ダウンが濡れてしまったらすぐに水分をふき取り、型崩れしないよう厚みのあるハンガーにかけ、風通しがいい場所で乾しましょう。

■羽毛をほぐして空気を含ませる

ダウンの湿気を飛ばした後は、中の羽毛を生地の上からほぐし、偏りをなくしましょう。
固まった部分を指で揉み、全体を手で叩いたり振ったりして空気を含ませてください。
潰れていた羽毛に空気を含ませることで、保温性が回復し暖かい着心地が戻ります。

■乾燥機にかける

干した後に揉みほぐしても弾力が戻らない場合は、低温・短時間で乾燥機にかける方法もあります。
ただし、必ず洗濯表示をよく見て、乾燥機の使用がOKか(タンブル乾燥禁止マークが付いていないか)確認してください。

※タンブル乾燥禁止の洗濯表示マークが付いている場合は乾燥機が使用できません。

 

■クリーニングへ出す

着用しているうちに湿気を含んで潰れたり、クローゼットにしまいっぱなしでペチャンコになってしまったダウンは、一度クリーニングに出すのもおすすめです。
汚れもきれいになって、フワフワの着心地が復活しますよ!