お役立ちコラム

Column
Vol.05

ファーとは・・・?

冬物衣類の首回りや袖口等に部分使いされている毛皮を『ファー(fur)』と呼びます。

この言葉は本来「天然毛皮」という意味ですが、現在は「模造毛皮」も含めて使われているため、下記のような言い方で区別する事が多いようです。

 

●模造毛皮=【 フェイクファー(fake fur) 】

●天然毛皮=【 リアルファー(real fur) 】

 

 

フェイクファーは
アクリル等の合成繊維から作られており、ドライクリーニングができるなど手入れが簡単なところが長所です。

しかし、熱に弱いので、アイロン・ストーブ・ヒーター等に近づけないでください。

 

リアルファーは
独特の風合い、やわらかい触感が魅力ですが、皮革部分が水に濡れると硬化することがあります。

また、ドライクリーニングすると汚れだけでなく必要な油分までも除去されて変質することがあるので、専門業者による特殊なお手入れが必要です。

脱毛や変色も起きやすいので、着用時もご注意ください。

着用後はブラシをかけて埃を取り、通気性のよいカバーをかけてください。

毛が圧迫されないよう空間を広くとって防虫剤と一緒にしまいましょう。